この記事では、QGISにおけるデータ結合のための、CSVデータ読み込み(前編)について説明します。
先に概要です。
データ結合のためのCSVデータ読み込みは、「CSVファイルの読み込み(前編)」と「CSVTファイル読み込み(後編)」に分かれます。
この記事で説明するのは、「CSVファイルの読み込み(前編)」です。
まず、 こちらから読み込むCSVファイルをダウンロードします。
あとは、ダウンロードしたCSVファイルを、QGISのレイヤーパネルにドラッグ&ドロップすれば、読み込み完了です。

CSVファイルを読み込む方法は、他にもあります。
シェープファイル読み込みの記事と同様に、一番手っ取り早いかなと思いドラッグ&ドロップを採用しました。
一応、現在使用しているQGISのバージョンを記載しておきます。
バージョンが異なると、表示や操作も若干異なる場合があるからです。
- QGIS 3.4.8 LTR
まず、CSVデータについて
CSVデータを簡単に説明すると、カンマ(,)で区切られたデータのことです。
私が最も良く使うデータの形式です。
ちなみに「CSV」は「Comma Separated Values」の略です。
CSVファイルのダウンロード
今回は、CSVファイル(kekkahyo1_ibaraki_2015-2045.csv)を準備しました。
こちらからダウンロードして下さい。
このデータは、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口(平成30年推計)」から、茨城県の部分を切り取って作ったものです。
注意点は、データは人口そのものではなく、平成27(2015)年の総人口を100としたときの数値である点ですね。
つまり、2020年の人口が105となっていたら、2015年に比べて5%多い人口であることを意味します。
CSVデータの読み込み
QGISを起動します。
先ほどダウンロードしたファイルを、QGISのレイヤーパネル(下図の赤枠)にドラッグ&ドロップします。

そうすると、レイヤーパネルにCSVのファイル名が表示されます。

これで読み込みは完了です。
おわりに
次回は、CSVTファイル読み込み(後編)です。
お楽しみに!
では。
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コメント
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[…] データ結合のためのCSVデータ読み込み(前編)| QGIS 3.4.8 LTR […]
[…] また、この記事は、QGISのこちらとこちらの記事に対応しています。 […]