ドメイン変更(初期ドメインから独自ドメイン)した時には、Google Search Consoleでアドレス変更を行なってください。
この作業は、Google検索の結果を元サイトから新サイトへ移行するのに役立つとのことです。
アドレス変更方法の概要はこちらです。
- Search Consoleで、設定 > アドレス変更と進み「検証して更新」をクリック
- (XSERVERの場合)サーバーパネルでDNSレコードを追加
- Search Consoleで「確認」をクリックし、ドメイン所有権を確認
背景
先日、WordPressのドメインを変更しました。
その変更作業の見直し時に分かったのですが、どうやら、Search Consoleでサイトアドレスの変更をした方が良いようです。
そうすることで、 Googleにドメイン変更を通知できるようです。
アドレス変更ツールは、ウェブサイトをあるドメインやサブドメインから別のドメインやサブドメインに(たとえば example.com から example.org や example2.com に)移転するときに使用します。このツールは Google に変更を通知し、Google 検索の結果を元のサイトから新しいサイトに移行するのに役立ちます。
アドレス変更ツール > このツールについて
アドレス変更方法
作業の流れはこちらです。
2は、私が利用しているXSERVER版の説明になります。
- Search ConsoleでGoogle情報の更新開始
- XSERVERのサーバーパネルでDNSレコード追加
- Search Consoleでドメイン所有件の確認
Search ConsoleでGoogle情報の更新開始
Search Consoleで、設定 > アドレス変更と進み、新しいサイトを選択して「検証して更新」をクリックします。
DNSレコードでのドメイン所有権の確認をするため、TXTレコードをコピーしておきます。
XSERVERのサーバーパネルでDNSレコード追加
XSERVERのサーバーパネルで、DNSレコード設定 > 選択する > DNSレコード追加と進み、以下のように入力し、DNSレコードを追加します。
- ホスト名:(新サイトがサブドメインの場合は入力)
- 種別:TXT
- 内容:(Search ConsoleでコピーしたTXTレコードをペースト)
- 優先度:0(変更なし)
Search Consoleでドメイン所有件の確認
Search Consoleで「確認」をクリックします。
私は最初、所有権の確認に失敗しました。
しかし、1-2分後に改めて確認したところ検証に合格しました。

アドレス変更後
少なくとも180日間はリダイレクトを維持した方が良いようです。
180日間は、Googleによって元サイトと新サイトには関係があるとみなされるからです(180日経過後は、別サイトとみなされる)。
また、少なくとも1年間は、元サイトのドメインを契約し続けることが推奨されています。
ドメインが購入され、悪意を持って使用されることを防止するためのようです。
少なくとも 180 日間、リダイレクトを維持します。Google 検索からのトラフィックがまだある場合は、さらに維持します。以前のページを削除します。ただし、以前のドメインが購入され、悪意を持って使用されることのないように、少なくとも 1 年間は以前のドメインの料金を支払い続けることをおすすめします。180 日経過後、Google は元のサイトと新しいサイトとの関係を認識しなくなります。元のサイトがまだ存在していてクロール可能な場合、元のサイトは無関係のサイトとして扱われます。
ステップ 2: アドレス変更ツールを使用する > アドレス変更ツールを使用します
おわりに
Google Search Consoleでの、元サイトから新サイトへのアドレス変更方法について説明しました。
サイトへのアクセスをスムーズに移行できるよう、アドレス変更、ぜひ行いましょう!
では。
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YouTube: ミサキさん
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コメント
[…] 前回は、Google Search Consoleでのアドレス変更方法を説明しました。今回は、Bing Webマスターツールでのアドレス変更方法を説明します。 […]