昨日のseeモジュールで使えるワイルドカードの特殊文字を紹介します。
ワイルドカードの特殊文字を使うと、似た文字列をまとめて表わせます。
例えば、.nan* によって、.nanmax, .nanmean, .nanmin といった .nan から始まる文字列をまとめて表わすことができます。
ワイルドカードの特殊文字
Pattern | 意味 |
* | すべてにマッチします |
? | 任意の一文字にマッチします |
[seq] | seq にある任意の文字にマッチします |
[!seq] | seq にない任意の文字にマッチします |
引用元:fnmatch — Unix ファイル名のパターンマッチ — Python 3.8.0 ドキュメント
解説
seeモジュールのワイルドカードパターンは、fnmatchモジュールで使われているものと同じようです。
This accepts a shell-style wildcard pattern (as used by the fnmatch module):
引用元:Usage — see 1.4.1 documentation
そのため、上記の表はfnmatchモジュールのページから引用しました。
昨日の記事などを参考に、ワイルドカードの特殊文字を使って、いろんな絞り込みを試してみてください。
おわりに
seeモジュールで使えるワイルドカードの特殊文字を紹介しました。
Unix/Linuxなどにも応用できるので、ぜひ使いこなして下さい。
では。
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